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港北区 人物風土記

公開日:2026.04.16

4月1日に港北区長に就任した 古石 正史さん 大豆戸町在勤 56歳

  • 古石 正史さん (写真1)

「考えながら走る」を心に

 ○…「職員には”やらされ感”ではなく、納得して仕事に向き合ってほしい。考えながら走る姿勢を大切にしている」。新区長としての所信表明でこう語る。前職はデジタル統括本部長として市のDXの推進や、こども青少年局等でも尽力した。実は新人時代に初めて配属されたのが、ここ港北区の年金係。18年前のこども家庭支援担当係長時代も含め、縁深い地への着任となる。

 ○…大阪府出身。病弱だが成績優秀な少年時代、剣道部で鍛えられた中学時代を経て、横浜国立大学へ進学。高校で目覚めたドラムに没頭し、大学生活は5年間、新横浜のパン屋等でフリーター生活も送った。転機は現在の妻との結婚。義親から「バンドマンでは嫁に出せない」と難色を示され、一念発起して横浜市の採用試験を突破した。入庁前日まで新横浜でアルバイトをしており、街の変遷を肌で知る異色の経歴を持つ。

 ○…座右の銘は「ゼロからやらない、一人でやらない」と、昇任試験の際に思いついた「人の足を引っ張るな、腕を引っ張れ」。私生活では鎌倉市で妻と二人暮らし。妻との公約である年1回の海外旅行を楽しみ、今年はスリランカへ向かう予定だ。今でも月1回は東京や横浜のライブハウスに出演する現役ドラマーであり、仲間とのバンド演奏が一番のストレス解消法だという。

 ○…「あの人と一緒に仕事をして面白かった、と言われ続けるのが夢」と語る。人口36万人を突破し、人の出入りが激しい港北区。「一時的に住む方にも『港北にいて良かった』と思ってもらいたい」。かつて自身が温かく迎えられた経験から、今度はホストとして区民をもてなし、誰もが「ふるさと港北」と感じられるまちづくりを地域の人たちと共に進める。

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