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港北区 人物風土記

公開日:2026.05.14

港北平和行進実行委員会の主軸となる港北区原水爆禁止協議会の事務局長を務める 田中 登喜夫さん 保土ケ谷区在住 75歳

  • 田中 登喜夫さん (写真1)

声上げ続ける平和の守り手

 ○…「武力に対して武力で解決する流れは良くない。平和を守るためには声を上げ続ける努力が必要」。5月9日に開催された港北平和行進で活動の軸を担う、港北区原水爆禁止協議会の事務局長を務める。「防衛費の増大など戦争の影がちらつく昨今だからこそ」、憲法を守り、市民と共に核廃絶と平和を訴える意義を強く感じている。

 ○…大学卒業後、菊名の自動車学校の指導員や検定員として約40年勤めた。その間、労働組合の支部長や北部地区労協の議長などを歴任。勤務先が倒産の危機に瀕した際は、周囲と協力して学校を存続させた苦労人だ。そうした組合活動を通じてさまざまな団体とのつながりが生まれ、自然と平和運動にも関わるようになった。定年退職した現在は幼稚園バスの運転手を務める。「実は体が元気な今のうちに辞めようと考えている。子どもたちが大事だからね」

 ○…保土ケ谷区で生まれ育ち、今も暮らす。趣味は妻との旅行やキャンプ。愛車を車中泊仕様に改造し、長距離を運転して八方尾根や東北へ出かけるアウトドア派だ。また、義父母を連れて自然豊かな里山へドライブに出かけるなど家族思いの一面も持つ。「病院にも連れていくよ」と笑顔を見せる。2人の娘は既に独立したが、今でもよく集まるという温かい家庭を築いている。

 ○…「子どもたちが将来も幸せに暮らせる社会を残すことが大人の責任」と力を込める。映画の上映会やパネル展などの企画を通じ、市民に開かれた平和運動をさらに広げていくことが目標だ。職場や地域で人が孤立しがちな時代だからこそ、「若い世代にもぜひ参加してほしい。みんなで連帯して大きな声を上げることが大切」と、次世代へのバトンタッチを願い前を向く。

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