港北区 教育
公開日:2026.07.02
新羽小 地域と伝統の米作り学ぶ 5年生が舟運と交流
新羽小学校(佐藤恵子校長)の5年生が6月25日、総合的な学習の時間で取り組んでいる「米作り」の一環として、地元の「鶴見川舟運復活プロジェクト」のメンバー3人を講師に招いた特別授業を行った。
教科書やインターネットだけでは得られない「地域に生きる生の声」から学びを深めることが目的だ。
同校の5年生は5月下旬から米作りについて調べ始め、同29日に田植えを実施。その後、水の管理や害虫対策などの課題に直面した児童側から「地域の人に教わりたい」との声が上がり、学校運営協議会を通じて同プロジェクトとの交流が実現した。
当日は大谷佐一会長らが舟運の活動を紹介したほか、イネの生態や管理について解説。児童からの質問時間も設けられた。「どんな案山子(かかし)を作れば効果的か」という問いに対し、講師が案山子の本来の意味を伝えると、児童らがその必要性を自ら再考する場面もあった。お米が米麹や藁(わら)細工などに幅広く活用されている歴史を知り、驚きの声を上げる児童も多く、熱心にメモを取る姿が見られた。
児童支援専任・地域コーディネーターを務める嶋村諒一教諭は「地域の方から直接教わる経験は深い学びになる」と意義を語り、5年担任の河原颯吾教諭は「地域で安心して学べる環境が有難い。学校でのつながりが地域に広がれば」と期待を寄せる。児童らは今後、収穫したお米を美味しく食べるという目標に向かい、地域の手を借りながら大切に育てていく意向だ。
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