港北区 社会
公開日:2026.07.02
大倉山公園 ひまわり育て地域つなぐ ロケット燃料への取組も
大倉山公園の一角でひまわりを育て、都市緑化や地域コミュニティの活性化を目指すプロジェクトが始動した。
6月25日には大倉山記念館で講演会が開かれ、大倉山公園愛護会のメンバーらが参加した。当日は雨天のため種まきは延期となったが、近日中の実施に向けて参加者たちは決意を新たにした。
この取組みは、園芸家の深町貴子さんが中心となって推進する「まちなか向日葵しぼり隊」の活動の一環だ。2027年の横浜国際園芸博覧会への参加を見据え、同館の越智正夫さんが発案して愛護会との協働が実現した。老若男女が参加しやすい活動を通じて、ボランティアの機運醸成と地域のつながりを強化する狙いがある。
講演で深町さんは、ひまわりが栽培過程で土壌を豊かにする効果があると説明。また、ミツバチなど花粉を運ぶ昆虫を保護し、生態系を守る重要な役割を担っていると強調した。収穫した種から油を搾り、将来的にロケットの燃料にするという計画も紹介し、「ひまわりを通じて地域の人々がつながり、環境保全を考えるきっかけにしてほしい」と呼び掛ける。
愛護会のメンバーからは「最初はロケットの話と聞いて驚いたが、受粉を助けるなど多様な役割を持つことを知り、非常に勉強になった」との感想が寄せられた。
同館は今後、多様なボランティア活動をサポートする拠点として、本プロジェクトを通じて地域コミュニティをさらに深めていく構えだ。
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