JA横浜都筑中川支店(岩澤邦弘支店長)がセンター北駅前に1月23日、オープンする。大棚町から駅前への移転となるため、この立地を活かしたいと、農産物直売所や料理教室ができるクッキングサロンを含む複合施設として建設。地産地消を推進し、さらなる農業の活性化を図りたい考えだ。
移転のきっかけとなったのは、これまでの建物が築約35年となり、老朽化してきたこと。同時に、センター北駅前にJAが所有していた土地を有効活用したいと、施設の建築が決定した。
これは、農業が盛んな横浜の野菜を地元の人に食べてもらうなど地産地消を推進し、さらなる”農”の活性化を考えて進められたもの。「駅前という好立地を活かし、地域の人とのふれあいの場にしたい」と、クッキングサロンや農産物直売所を含む複合施設となっている。
1階には同支店に加え「都筑中川農産物直売所ハマッ子」が設置される。地元の近隣農家がその日の朝に収穫した野菜を中心に、新鮮な商品を販売。”駅近”で手軽に手に入れることができるようになる。個人の農家による直売所は区内各所にも設けられているが、駅前で直売所として運営されるのは区内では初となる。
JA横浜初のクッキングサロン
また、3階は「クッキングサロン ハマッ子」となり、定期的に料理教室などを開催する予定。これは、JA横浜では初の試み。ここでは、直売所に卸される野菜を使用。地産地消を広めていく場となりそうだ。
オープンは支店の開所を皮切りに、段階的に行われ農産物直売所は3月2日、クッキングサロンは4月1日と、進められていく予定となっている。
岩澤支店長は、「地元でとれた野菜を安心して街の人に食べてもらうきっかけになれば。地域のみなさまに愛され、よりどころとなるような支店づくりを目指したい」と話している。
都筑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>