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公開日:2013.05.23

つづき3R夢(スリム)週間
ごみ削減、身近に感じて
12年の減量、市内2番目

 ごみの減量と温暖化防止を図ろうと、10年度から25年度にかけて実施しているヨコハマ3R夢プラン(市一般廃棄物処理基本計画)。「ごみと資源の量」の減量で市内トップレベルをキープする都筑区では、5月22日から28日までを「つづき3R夢週間」とし、イベントや展示物を通してさらなるごみの削減をPRしている。

 3R夢プランは、ごみと資源の総量と温室効果ガスの削減を目標に掲げているもので、3R(Reduce=発生抑制・Reuse=再使用・Recycle=再生利用)の推進を呼びかける事業。都筑区では、このプランに沿って、区内15会場で実施している0歳児の子育て教室(赤ちゃん会)やイベント時の啓発活動、さらには東京都市大との協力でCMを作成するなど、区民に向けてごみの削減をPRしてきた。

 区民1人が出す1日当たりの「ごみと資源の量」(燃やすごみと缶・ビン・ペットボトル・古紙など)の減量は、09年が634gで市内1番、10年が627g、11年が632gでともに市内2番目の高さで推移。市が集計した直近データ(12年4月〜12月)でみても、港北、都筑、緑区と続いており、ここ数年は北部エリアがごみの減量で高い水準を保っている傾向にあるという(区資源化推進担当)。区独自の取組みが出ている訳でもないため、ごみの減量に明確な原因は分かっていないが、市内各区での年齢層や地域性、ライフスタイルなどが多少なりとも影響があるのではとの見方も出ている。同担当では「都筑は非常に若い世代で構成しているので、今後も環境に対する意識を高めて頂けるとありがたい」と期待を寄せる。

初のイベントで取組み周知

 区では今年初めての試みとして、22日から28日まで「つづき3R夢週間」を実施している。これは横浜市中期4か年計画の最終年度であることなどを踏まえて行われるもの。25日は午前10時から総合庁舎1階区民ホールと中庭で啓発イベントを開催。10時〜15時/ミニ収集車の乗車体験(中庭)、10時〜・13時45分〜/おはなし会、11時〜・14時30分〜/3R夢分別啓発劇、12時〜/リユース家具抽選会、13時〜/シボレンジャーショー。また同時開催として、期間中、区民ホールで3R夢プラン、資源循環局都筑事務所・都筑工場、環境事業推進委員の活動を紹介したパネル展も行っている。

 問い合わせは、【電話】045・948・2241区資源化推進担当まで。

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