森雅子特命担当大臣 子育ての悩みに傾聴 区内幼保園で意見交換
内閣の大臣などが地域に赴き、一つのテーマで対話する「車座ふるさとトーク」が8月28日、「認定こども園ゆうゆうのもり幼保園」(早渕2の3の77・渡邉英則理事長)で行われた。森雅子内閣府特命担当大臣が県内で初めて同園を訪れ、子育てをテーマに出席者と意見を交わした。
「車座ふるさとトーク」は安部内閣が行う取組。少人数で対話し、生の声を政策に活かすことを目的に、環境、経済、産業などテーマを変えて全国各地で実施している。県内での実施は初めてで、「ワタシたちが求める子育て支援」をテーマに、子育て世代の多い都筑区で行われた。
当日は子育て支援や少子化対策に力を注ぐ森雅子内閣府特命担当大臣が訪問。保護者約10人と輪になり、子育てで抱えている不安や、内閣に求める要望などについて意見が交わされた。
参加者から多く寄せられた不安が、子どもが小学校に進学した時のこと。現在、市内の小学校数が約350校に対し、放課後の学童保育数が約200カ所で、設置率は約60%。参加した主婦の一人は「学童保育は遊びの規制が多く、時間も限られている。民間に頼りたいが経済的に苦しい」などと話した。これを受け森特命担当大臣も自身の子育て体験を織り交ぜ、小学校と保護者の連携を高められるような政策を考えたいとした。他にも近所づきあいや、夫の育児協力の頻度なども話題にあがり、子育て世代からのリアルな悩みや不安が届けられた。森特命担当大臣は「貴重なご意見を今後の政策に活かしたい。子育てを辛いものでははなく、楽しいと感じてもらえるような支援ができれば」と話した。
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