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都筑区版 公開:2015年4月30日 エリアトップへ

都筑区人口 自然増率、19年連続1位 隣接区の転入者も高水準

社会

公開:2015年4月30日

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 市政策局はこのほど、2015年1月1日現在の人口と2014年度中の人口動態を発表。都筑区は新生児の出生が左右する自然増加率が市内で最も高く、19年間1位が続いていることがわかった。また市北部は隣接区への住所移転が多いという特徴もわかった。

 1年間の人口の増減、転入者や転出者数などの推移を示す横浜市人口動態。2015年1月1日現在の都筑区人口は21万751人で、昨年度に比べ1125人の増加。港北区(2764人)、磯子区(1893人)、鶴見区(1850人)神奈川区(1405人)に次いで5番目に多かった。

自然増加が高水準

 出生・死亡などが要因となる自然動態は、市全体で出生3万780人、死亡3万167人で、差し引き613人の増加となったが、前年(1535人増)に比べ922人の減少に。都筑区は979人の増加で、港北区(1384人)に次いで高水準。割合を示した増加率は0・47%で、市内で最も高かった。この傾向は19年続いているもので、市政策局担当者は「平均年齢が最も低く、子育て世代が多い都筑区の特徴が顕著に出ている」と話し、「今後も横ばいか増加傾向が続くのでは」と予想する。

 また都筑区の転入・転出者などによる社会動態は146人の増加で、市内12番目に。最も多かったのは磯子区で、横浜プリンスホテル跡地の再開発による大型マンション建設などが加わり、2213人の増加となった。

市内移動が盛んな都筑

 人口動態では所在地の移転などを示す市内移動(区間移動)も公開される。市内移動者は市全体で7万1536人。隣接区への移動が4万279人で、半数以上を占めた。中でも、各区からの転入、転出者を差し引いた転入超過数は、港北区から都筑区への転入者が397人で市内最多。一方で都筑区から青葉区の転出者が多く、313人で2番目に。また都筑区から緑区への移転者が256人と続き、南部に比べ、北部は市内移動が盛んな地域であることがわかった。

 隣接区への移動が多い要因のひとつとして、普段の買い物などで足を運んだ際に、その区の住環境を自らの目で確認しやすいことがあげられる。加えて都筑区を含む港北ニュータウンエリアは商業施設なども多く、区外からの買い物客なども多い地域。担当者は「家の住み替えを考える世代の方が多く、『今の街から少し離れた隣町へ』と考えている人が多いことが原因のひとつでは」と話している。

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