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都筑区 人物風土記

公開日:2017.06.08

現在放映中のテレビドラマ「孤独のグルメ」などで作曲・演奏する打楽器奏者
栗木 健さん
港北区在住 47歳

オリジナリティを求めて

 ○…バンド仲間として10数年の付き合いになる久住昌之氏の原作作品のドラマ化が決定したことがきっかけで声がかかり、作品中音楽の作曲・演奏を担当することに。「オリジナリティを出すことは難しい」と話すが、日々の生活の中でもアンテナを張り巡らせながら、長年録りためた音などを組み合わせ、独自の曲を生み出し続けている。「パズルのようなもの。音で役者の感情を引き出すんです。これだ、という音を出せた時はやりがいを感じます」。独特の世界観はシリーズ継続に貢献しているようだ。

 ○…高校卒業までを名古屋で過ごした。役者をしていた両親の舞台制作で出る廃材や釘を使ってパチンコなどを作って遊ぶような子どもだった。ある日テレビで、シンセサイザーとコンピュータを駆使して演奏する音楽グループ・YMOに「こんなスタイルがあるのか」と、衝撃を受けた。「俺にもできるかな」と十数万のドラムセットを購入し、高校ではバンドを結成。卒業間近に雑誌で見かけた仙波清彦氏に弟子入りし上京。「東京で一旗揚げようと意気込んでいました」と懐かしむ。

 ○…40歳の結婚を機に港北区へ。念願の長男も産まれ、現在は3人暮らし。「生まれてから100曲は作ったかな」と話すように、即興の歌で我が子をあやしている。趣味は庭の畑でゴーヤやトマトなどの野菜を作ること。「毎日心掛けているブログ更新のいいネタになるんだ」と笑ってみせた。持ち前の気さくな性格をいかし近所の飲み仲間もできた。「別のドラマので使用する子どもの声を近所の子で収録して使用された時は喜ばれた」と目尻を下げた。

 ○…自宅には、10年以上前から作りだした手作り楽器のほか、「数は自称世界一」という仏具楽器が山のようにある。最近では映像編集にも力を入れ、仕事の幅は広がりを見せている。今の夢は映画の音楽を担当すること。目標に向って、音を奏で続ける。

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