主要地方道丸子中山茅ヶ崎線(※通称「中原街道」)と市道川和第170号線が交差する区内佐江戸町の交差点「山王前」地区で周辺道路等の改良工事が行われ、中原街道が直線道路からT字路に切り替わった。
同地区では工場移転に伴う開発が進み、2007年に大型商業施設「ららぽーと横浜」が開業。翌年には市営地下鉄グリーンライン「川和町駅」が整備されるなどの環境変化に伴い、人口が増加している。朝夕を中心に交差点「山王前」「薮根」「佐江戸」を結ぶ三角地帯の路線は交通渋滞が発生しており、週末になるとららぽーと横浜への買い物客が増え周辺は恒常的に混雑している。
近くには市立都田西小学校や池辺白ゆり幼稚園もあり通学路となっているが、市道川和第170号線と横浜上麻生線(交差点「薮根」から「佐江戸」)の道路幅員が6から7mと狭い上に、歩道やガードレールのない箇所もあり地元自治会やスクールゾーン・防犯対策協議会から安全対策を強く要望されていた。
2月21日午前中に道路切り替えが実施された。これにより交差点「佐江戸」方面からの中原街道は以前直線だったが、信号手前で右カーブするT字路になった。T字路は市道川和第170号線と交差し、左折が勝田橋、丸子橋の「港北ニュータウン方面」で右折すると東神奈川、鴨居の「ららぽーと横浜方面」になる。工事に伴い横断歩道も2カ所設置された。児童らの通学路の安全を確保するため、市道の両側には4mの歩道が整備される。
佐江戸町内会の菅沼進会長は「薮根交差点付近などまだまだ危険な場所がある。何年も前から(安全対策を)訴えているので早く進めてほしい」と改良工事について話した。
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