学童軟式野球チーム「川和シャークス」に所属する尾越柾仁君(川和東小6年)が横浜DeNAベイスターズジュニアチームにこのほど選出され、12月下旬に開催される「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場する。ベイジュニアは2016年以来、2度目の日本一の戦いに挑む。
日本野球機構とセ・リーグ、パ・リーグ所属のプロ野球12球団が連携し、児童に「プロ野球選手」という夢を持ってもらうことなどを目的に行われる同トーナメント。各12球団が編成した小学5、6年生が毎年12月に日本一を目指し、プロ野球場を舞台に熱戦を繰り広げている。
ベイジュニアの選考には県内外から802人が参加。右投げ右打ちでポジションはセンターの尾越君は、4回のセレクションをクリアし、最終メンバー16人に選ばれた。試合形式のメンバー選考では、内野安打で50mを6秒台後半で走る俊足を披露しアピールしたという。
小学2年生の時、尾越君は川和シャークスに入団。成田辰徳監督(41)は「5年生の頃は全然打てなかった。でも足が速いから当たれば内野安打
になる」と尾越君の印象を語る。打撃改善をする
ため、仕事終わりの父親と金曜日に中山バッティングセンターへ通い、緩急をつけたボールを約150球打ち込んだ。自宅に帰れば、柔らかいカラーボールを打って苦手なバッティングを強化した。「尾越は努力の選手。活躍してほしい」と成田監督は目を細める。
ベイジュニアは、12月27日に札幌ドームで千葉ロッテジュニアと対戦する。尾越君は「自分がセンターでレギュラー出場し、活躍して優勝したい」と意気込む。
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