奈良坂選手（中央）と三島強化部長（左）、小塚理事長
都筑小学校、中川西中出身の奈良坂巧選手（桐光学園高校サッカー部３年）が10日、プロサッカーリーグＪ２のＦＣ町田ゼルビアに来季入団することが内定した。
当日の契約には桐光学園の小塚良雄理事長、ゼルビアの三島俊孝強化部長が参加。その後、オンラインで奈良坂選手の入団会見が行われた。
横浜すみれＳＣ、ＪＦＣ ＦＵＴＵＲＯ、クラブテアトロＪｒユース出身で現在、１８７cm82kgの奈良坂選手は19年全国高校総体（インターハイ）優勝に貢献し、優秀選手にも選ばれた実績のあるセンターバックだ。「ファン、サポーター、地域の皆様に愛されている素晴らしいチームでプロサッカー選手としての第一歩を踏み出せるということを非常に嬉しく思います」と語った。
「日の丸を」
小学２年生の終わり頃からＮＰＯ法人クラブテアトロ（岩本大輝代表）が運営するサッカースクールに通い始めた奈良坂選手は、同法人のＪｒユースチームに３年間在籍した。テアトロ初のＪリーガー誕生に岩本代表は「チームの誰よりも努力ができる選手だった。日本を代表する選手になるべき肝っ玉は確実に兼ね備えているので、日の丸を背負ってほしい」と期待を寄せた。
小学生時代の奈良坂選手＝クラブテアトロ提供
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