7月1日付で横浜都筑ライオンズクラブ会長に就任した 城田 栄一さん 折本町在住 64歳
大切なのは人との出会い
○…横浜都筑ライオンズクラブの会員は現在39人。2013年に入会し、丸8年になる。「1人だとなかなかできなくても団体だとできることがある。みんなで団結して1つのことに向かうことが魅力」。会長職の任期は1年。コロナ禍とあって活動にも制限があるが、これまで同クラブが積極的に取り組んできた薬物乱用防止の啓発、聴覚障害者への支援に加え、SDGsにも取り組んでいくつもりだ。
○…「都筑区は新しく移り住んできた人もいるし、古くから住んでいる人もいる。犯罪も事故も少ない街」。生まれも育ちも都筑区折本町。都筑区の発展とともに育ち、地元愛に溢れる。ライオンズクラブの活動だけでなく、地域活動に積極的だ。都筑事業所防犯協会の会長、都筑火災予防協会の副会長など地域での肩書きは数えれば9つにもなる。「自分でもちょっとやりすぎかなと思う」と笑う。
○…穏やかな口調に時折見せる柔和な笑顔。人からは「おっとりしている」とよく言われるという。「ばあちゃんに育てられたからかな」とニコリ。実家は農家で両親が畑に出ることが長く、幼少期は祖母と多くの時間を過ごしてきた。「昔は本当に田舎でね。お弁当箱にいっぱい山イチゴを摘んできたのが楽しかった」と懐かしむ。
○…ガソリンスタンドの経営を経て、今は仲町台で「カフェ・キートス」を営む。客層も様々ですっかり地域交流の場ともなっている。「地域には様々なことを経験している人がいる。勉強になることが多い。情報が集まる場」と楽しんでいる。「知り合いも増えて、何かを始めようとした時に誰かに打診できる。何よりも人との出会いは大切ですから」。都筑区での肩書きはまだまだ増えそうだ。
|
<PR>