チームワークの良さで全国大会2冠の快挙を達成--。千葉県国際総合水泳場で8月17日から19日にわたって第61回全国中学校水泳競技大会(全中水泳)が開かれ、横浜市立川和中学校水泳部の女子チームが4×100mフリーリレーと4×100mメドレーリレーの2種目で優勝した。
全中水泳は中学校の部活で取り組む選手にとっては最高峰の舞台。都道府県の予選を勝ち抜き、標準記録を突破した個人・団体が出場した。
「顧問として全国大会の優勝はなかなか経験できることではないことで嬉しい。選手たちは本当に頑張ってきた。私は間違えないように書類を申請しただけです」と話すのは水泳部顧問の藤原隆教諭。
2種目には5人が出場した。地元のイトマンスイミングのスクールに通うに選手も多く、幼少期から一緒に水泳に取り組んできたという。
メドレーで背泳ぎの第1泳者、フリーで第2泳者の戸津川莉央さん(3年)は「引継ぎの練習をかなりやってきた。同じ中学で戦う仲間を信じて泳いだ。優勝できてとっても嬉しい」と話す。
メドレーで平泳ぎの第2泳者、フリーで第1泳者の木所美音楽さん(3年)は「学年が違っても関係なく、小さいころから一緒だったので仲がいい。どこよりもチームワークが良かった」と勝因を振り返る。
メドレーでバタフライの第3泳者、フリーで第4泳者の児玉海生さん(2年)は「協力し合って助け合ってきたので自信があった。来年の全中のリレー、個人でもいい結果を出したい」と先を見据えた。
「すごく緊張したけど前の3人が差をつけてくれたので1番で戻ってこれるように泳いだ。ベストを尽くすことができた」とメドレーで自由形の第4泳者の加藤莉桜さん(2年生)。
フリーの第3泳者の鈴木優さん(2年)は「初めての全国大会でとても緊張したけど、先輩に声をかけてもらって緊張がほぐれた。次の大会に向けて個人のタイムも伸ばせるよう頑張りたい」と話した。
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