都筑区役所地域振興課は3月30日、整備を進めている「都筑区民文化センター(仮称)」のネーミングライツ(命名権)について、優先交渉権者をボッシュ株式会社として愛称の提案が「ボッシュホール」であると発表した。あわせて市民からの意見を募集を開始し、4月20日まで受け付ける。
ネーミングライツの公募は今年1月20日から2月10日にかけて行われた。
提案された金額は年間1100万円(税込)。期間は2025年1月から10年3カ月。地域貢献の取組として、全天候型広場やボッシュ棟と連携したイベントの開催、文化イベント・プログラムの企画・実施などが提案された。
都筑区民文化センターは地上4階地下1階建て。鉄筋コンクリート造で一部は鉄骨造。延床面積は約3943平方メートルで300席のホールのほか、リハーサル室やギャラリーが備わる。
整備地はセンター北とセンター南の両駅間にある商業施設「港北みなも」前の敷地。横浜市が2018年に都筑区民文化センターの整備を条件に民間事業者を対象として土地活用の事業提案型公募を実施し、ボッシュを代表企業とするグループを事業者に決定した経緯がある。
整備されるのは区民文化センターのほか、ボッシュ本社が入るオフィスや研究施設(地上7階地下2階、延べ床面積は約5万3000平方メートル)。2024年度中に開館する計画。
同課では現在、ガイドラインに基づき今回の提案に対する意見募集を行っている。提案内容や意見提出に関する問い合わせは同課(【電話】045・948・2235)。
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