都筑区 人物風土記
公開日:2023.09.07
9月10日に行われる西関東吹奏楽コンクールに出場する
永野 潤さん
荏田南在勤 43歳
どこまでも生徒とともに
○…荏田南中学校に赴任して7年目。同中学校を2年ぶり、2回目の東関東吹奏楽コンクールに導いた。並行して自身も、9月10日に行われる第29回西関東吹奏楽コンクールに埼玉県の楽団の一員として出場する。「生徒に指導するには、自分の技術も日々磨いていかなければ」との思いから研鑽を積んできた。「次の舞台である全日本を目指して、ベストを尽くせたら」と意気込む。
○…小学4年生で初めて金管楽器のユーフォニアムにふれた。以降34年間、音色に魅せられ相棒に。「当時はマイナーな楽器だったので、ここまでやるとは思ってもいなかった」と笑う。中・高と吹奏楽部に所属し、音楽大学へ行くか迷った時期もあったが、父の背を追いかけ教員に。「後悔はない」と話すが、「定年後、できることならより専門的なことを学びたい」と音大への憧れも覗かせる。
○…平日は教員としての業務や部活の指導を行い、日曜日には片道1時間30分かけて所属する楽団に通う。そんな多忙な毎日を過ごす中で、大切にしているのは家族と過ごす時間。10歳になる息子と楽器を演奏するのも楽しみの1つだ。「家族の支えがあったからこそ、教員としても、プレイヤーとしても頑張ってこれた」と感謝の念をにじませる。
○…指導を行う中で、生徒と同じように楽しんでいることを伝えるために「音楽室は宝島」という言葉を伝え続けてきた。「放課後、職員室から生徒という『宝』がいる音楽室に向かう道は、いつもワクワクする。それこそ本物の宝島に向かうみたいに」。目指すは生涯現役。「常にプレイヤーでいることで、生徒たちに、自身の経験も技術も伝えられることは全部伝えてあげたい」と自分を磨き続ける。
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