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旭区・瀬谷区 トップニュース教育

公開日:2012.11.29

四季の森小学校
校章・校歌が完成
統合2年目 新たな結束

  • 新たな校旗も初披露(写真左は小川さん)

  • 完成した校章

 市立四季の森小学校(深山(みやま)喜美子校長・335人)=上白根=の校歌・校章が完成し、11月23日「お祝いの会」で披露された。校章は校内でデザインを募集し、保護者の小川淳さんの作品を選定。校歌には児童から要望のあったフレーズが盛り込まれた。



 児童減少による再編統合で、昨年新設された四季の森小。開校から2年目の今年、待望の校章と校歌が完成した。同校の校歌・校章制作委員会の中野保弘会長(71)は「開校には間に合わなかったが、時間をかけた分、良いものができた」と完成を喜んだ。



校章デザイン校内募集で



 校章は昨年9月と12月の2回募集があり、児童と保護者から合計219作品が集まった。その中から制定委員会が選定したのは、同校2年生・小川叶人(かなと)君(8)の父・小川淳さん(35)によるデザイン。高校で建築を学んだ小川さんは「四の文字は森に降り注ぐ日光と吹き抜ける風を、季の文字は日の光を受け成長する森の木々を」それぞれイメージしてデザインしたという。



校歌は富澤氏児童と交流も



 昨年8月、市教育委員会の紹介で作曲家の富澤裕氏に制作を依頼。児童と職員で考えた「校歌に入れたい言葉」も伝えた。富澤氏は同校を訪問し、周囲の環境や児童とふれあうなどして制作に臨んだ。



 同校ではこれまで校歌の代わりに「横浜市歌」が歌われてきたが、6年生の村田淳也君(12)は「校歌で卒業できるのは嬉しい。これから歌い継がれていくこの歌を、卒業式で最初に歌えるのは一生の思い出になる」と話し「歌っているとぽかぽかした気分になる」と気に入っている様子。



 深山校長は「少しずつ学校が出来上がってきているが、まだまだ独り立ちしているわけではない。これからも子どもたちの『協力する気持ち』を育てていきたい」と展望を語った。

 

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