旭区版 掲載号:2019年9月26日号 エリアトップへ

さちが丘小学校 パラスポーツで障害身近に 5人制サッカー6年生が体験

教育

掲載号:2019年9月26日号

  • LINE
  • hatena
落合さん(中央)の動きを、目隠ししたペアに言葉で伝える体験
落合さん(中央)の動きを、目隠ししたペアに言葉で伝える体験

 さちが丘小学校(中澤道則校長)で9月12日、パラリンピック競技のアスリートによる講演会と体験会が行われた。「東京2020オリンピック・パラリンピック」への機運醸成に向けて、スポーツ庁が主催するオリパラ教育事業の一環。

 同校はスポーツ庁が全国の自治体に委託する「オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業」に取り組む教育推進校の一つ。区内では若葉台特別支援学校も該当し、市全体では今年度、30の小・中・高校・特別支援校が選定されている。市では今年度、希望する教育推進校に対して、パラリンピック競技について「知る」「体験する」「考える」きっかけとなるメニューを作成し提供。今回のプログラムはその第一弾として実施された。

目隠しで行動

 同校を訪れたのはパラリンピック男子正式種目となっている「5人制サッカー」のアスリート2人で、県内唯一のチーム「ブエンカンビオ横浜」でゴールキーパーの和地梨衣菜さんと、同チーム創設者で元日本代表主将の落合啓士さん。同競技は「ブラインドサッカー」と呼ばれ、視覚障害者4人とコート上で唯一の健常者であるゴールキーパーが一緒にプレーする。

 前半ではパラアスリートたちを「支える人」として、和地さんが「障害がある人と一緒に生きる」というテーマで講演した。和地さんは5人制サッカーに興味を持ったきっかけや競技について動画で紹介。日常でも障害がある人と生活する機会が多いことから「ちょっとした声がけや自分にできることが支えになる。障害を特別なことと考えずに、一緒に支え合いながら可能性を広げてほしい」と児童たちに伝えた。

 体験の冒頭では、落合さんと和地さんが競技を実演。和地さんの的確な指示と、落合さんの強いシュートに児童からは驚きの声が上がっていた。

 その後はペアを組み、耳から得た情報だけで行動することを体験。アイマスクをしていない児童が、アイマスクをしている児童に落合さんのストレッチの動きを説明して真似るもので、児童たちは具体的に指示する難しさを実感している様子だった。グループに分かれてからは、全員が目隠しして手をつなぎ和地さんの指示で動く体験や、競技用ボールでパスの出し合いも行った。

 終了後、児童の一人からは「サポートが難しかったけれど、耳だけで情報を得る体験は面白かった」という感想が聞かれた。落合さんは「子どもたちは何でも楽しむ気持ちがあるので、『怖い』が『楽しい』に変わるのも早い。今回のような経験を通してそれを知ってくれたら」と話していた。

<PR>

旭区版のトップニュース最新6

初のハンガリー大使館杯

旭区サッカー協会

初のハンガリー大使館杯 スポーツ

友好関係150周年で企画

11月14日号

ジャズまつり後も活動継続

SwingAJM

ジャズまつり後も活動継続 文化

実行委員会公式バンドに

11月14日号

いじめ認知件数、過去最多

公立小中学校

いじめ認知件数、過去最多 教育

市調査で前年比2割増

11月7日号

写真で振り返る半世紀

旭区誕生50周年記念事業

写真で振り返る半世紀 文化

デジタルアーカイブ公開

11月7日号

避難勧告発令も浸水被害なく

台風19号帷子川

避難勧告発令も浸水被害なく 社会

旭土木の暫定対策が奏功

10月31日号

活動知って「活き活き」暮らして

生活支援体制整備事業フォーラム

活動知って「活き活き」暮らして 社会

11月6日、市内でも初の試み

10月31日号

旭区誕生50周年を祝う

旭区誕生50周年を祝う 社会

公会堂で記念式典

10月24日号

マンションセミナー&無料相談会

9月29日㈰、かながわ県民センターで開催

http://bunjyounpo.or.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月8日0:00更新

  • 9月20日0:00更新

  • 8月16日0:00更新

旭区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

旭区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年11月14日号

お問い合わせ

外部リンク