旭区の福祉保健の課題解決に取り組むために策定を進めている、第4期旭区地域福祉保健計画「きらっとあさひプラン」の素案がこのほど完成。12月15日(火)まで、区民からの意見募集が行われている。
地域福祉保健計画は、地域の高齢者・障害者・子どもや福祉・保健に関する課題について、住民と関係機関などが協働で取り組むための計画。横浜市は市全体の計画「よこはま笑顔プラン」を策定。さらに地域の特性を踏まえ、よりきめ細かく生活課題を反映させるため、区ごとの計画が策定されている。
きらっとあさひ
旭区地域福祉保健計画は、旭区役所と旭区社会福祉協議会などが策定を進めている。愛称は「きらっとあさひプラン」。
第4期計画は今年度で終了する第3期計画に代わり、2021年度から25年度まで5年間のプランとなる。「計画が複雑で区民に身近な計画と感じられなかった」「どの地域においても必要な時にお互い支え合えるよう、より多くの人、特に若い世代への普及啓発を進める」など第3期計画からの課題のほか、「近隣との関係」「住民同士が取り組むべき課題」など区民意識調査の結果を把握し、63団体(約700件)からの意見を踏まえ素案が策定された。
第4期計画の基本理念は「地域で支え合い 安心して自分らしく暮らせるまち 旭区をつくろう」。「違いや多様性を認め合い、支え合える意識の醸成」「より身近な地域での見守りや支え合い・つながりづくりの取り組み推進」「一人ひとりの思いや力が大切にされ、自分のペースで参加できる場・機会を増やす」ことなどが目標に上げらている。「(中高年の子どもの生活を高齢の親が支える)8050問題や介護と育児のダブルケアなど新たな課題も出てきています。誰もが自分に関わることとして考え、幅広い意見をいただければ」と旭区福祉保健課の担当者は話す。素案の冊子は旭区役所・旭区社会福祉協議会・区内地域ケアプラザなどで配布のほか、旭区役所HP(ホームページ)でも閲覧できる。詳細は旭区福祉保健課事業企画【電話】045・954・6143へ。
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