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公開日:2022.12.08

鶴ヶ峰駅付近連続立体交差事業
線路地下化に向け着工
式典に菅前首相ら出席

  • 鍬入れの儀を行う山中市長(前列左から5番目)、菅前首相(同6番目)ら

 相鉄線「西谷駅―二俣川駅間」の線路を地下化し、交通渋滞解消を目指す「相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」。横浜市と相模鉄道(株)は関係者らを招き11月26日、旭公会堂で着工式を実施した。来賓として菅義偉前首相や斉藤鉄夫国交大臣らも出席。事業の安全を祈願する、鍬入れの儀などが行われた。

 式典には山中竹春横浜市長、千原広司相模鉄道(株)代表取締役社長のほか地元選出の議員や関係者ら約100人が出席。山中市長は「開かずの踏切が撤去されることで交通渋滞が解消される」と話した。また、菅前首相は「(自身の)市会議員時代から関わってきた、地元の悲願でもある事業」と着工の喜びを話した。事業の完成は2033年度の予定。

”開かず”解消へ

 「西谷駅―二俣川駅間」には現状、鶴ヶ峰そばの鶴ヶ峰2号踏切など、ピーク時に1時間あたり40分以上遮断している「開かずの踏切」が9カ所ある。この9カ所を含め、同区間の10カ所の踏切を無くすことで、交通渋滞の解消や歩行者の安全性向上、消防車や救急車など救急車両の通行の妨げの解消などが実現する。また、今後、計画が予定されている鶴ヶ峰駅北口周辺の再開発など、まちづくりへの寄与が期待されている。

 事業区間は約2・84Km。線路や鶴ヶ峰駅は地下化される。

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