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公開日:2023.09.28
免許センター
手話使いサービス向上へ
看護福祉高 手話部が講習
中尾の運転免許センターで9月21日と22日、二俣川看護福祉高校の手話部の生徒らが講師となり、同センター職員に向け手話講習を行った。手話講習は同センターが依頼したもの。手話の習得で、来庁する聴覚障がい者に、より一層寄り添った対応ができるようにするのが狙い。
講習では、免許の手続きでのやりとりに用いる、簡易的な手話の講習が行われた。講習を受けた同センター職員の坂本秀樹さんは「手話を習うのは初めて。難しかったが、手話もできる職員を目指したい」と述べた。
同センター運転教育課の川村明仁さんは、講習を企画した背景として「聴覚障がい者の方とは、検査などで接する機会が多い。手話ができれば円滑なサービスが提供できると考えた。災害発生時などには、地域で連携が図れるのでは」と意義を語る。
同高校の手話部は、歌に手話を付けて発表するなどの活動をしているが、講習など他人に教える活動は少なかった。2年生で部長の橘紗良さんは「講習は初めてで緊張したし、一から教えるのは難しかった。学ぶことも多かったので、今後も手話を広めていきたい」と語った。
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