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旭区・瀬谷区版 公開:2025年5月8日 エリアトップへ

金子右京さん(本宿町) 東アジアで金メダル 空手の日本代表として

スポーツ

公開:2025年5月8日

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金メダルと賞状を手に笑顔の金子さん
金メダルと賞状を手に笑顔の金子さん

 旭区本宿町在住の金子右京さん(西谷中学校3年生)が、空手の日本代表として「第12回東アジア選手権大会」(4月12日〜13日、中国)に出場。初めて日の丸を背負った重圧にも負けず、カデット(14歳〜15歳)の男子組手63kg〜70kgの部門で頂点に立った。

「自分の組手を」

 6歳で空手を始めてから、夢だったという日本代表。昨年4月の選考会で選ばれ、今回が初の国際大会となった。

 金子さんが出場したクラスは、地元中国の選手と同じく日本代表の山崎未翔選手の3人による総当たり戦。試合時間2分のなかで突きや蹴りを応酬し、ポイントを競う。

 「チャレンジャーとして戦いました」という中国代表選手との初戦。開始が2時間遅れるといったアクシデントにも集中を切らすことなく戦い、8ポイントを連取して、約1分30秒の時点で勝利を収めた。

 山崎選手との試合はインターバル無しで臨んだ。昨年の国内大会で2度戦っているだけに、お互いの手の内を知っており、やりづらさもあったが、6対1で制した。

 金子さんは東アジア大会について、「自分の組手を出し切れました」と振り返る。国際舞台を戦う上で、代表コーチや先輩の指導、アドバイスも大きな支えになったという。金メダル獲得については、「嬉しいです。両親や部活の仲間など応援してくれた人たちも喜んでくれました」と顔をほころばす。

夏の全国に標準

 西谷中学校の空手道部と日本空手道糸洲(いとす)会保土ヶ谷支部に所属し、親のサポートも受けながら腕を磨いてきた金子さん。177cmという身長と、長い手を生かした突きを武器としている。2024年と25年の3月に開かれた「全国中学生空手道選抜大会」を連覇するなど、その活躍は目覚ましい。

 今は部長として仲間をひっぱる立場でもある。視野に入れているのは夏に行われる「全国中学生空手道選手権大会」。団体で神奈川県予選を制覇し、出場切符の獲得を目指す。これまでの戦績で既に出場が決まっているという個人戦の目標は日本一だ。昨年は準優勝と悔しい思いをしただけに、制覇に向けて強い意欲を見せる。

 6月には日本代表の選考会もあり、「もう一度選ばれて、9月のアジア大会に出場したい」と更なるステップアップを目指していく。

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