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公開日:2026.06.25

ひかりが丘住宅 見守り自販機を設置 犯罪抑止にも活用

  • 設置された自動販売機と根岸会長(右)、高橋さん

    設置された自動販売機と根岸会長(右)、高橋さん

 旭区の市営ひかりが丘住宅にこのほど、防犯カメラを搭載した自動販売機「アサヒ みまもる自販機」が計6台設置された。同住宅内における防犯面の強化や子どもの見守り、高齢者の徘徊対策などが目的。

 清涼飲料水の自動販売機を管理運営する株式会社八洋(東京都)が設置に携わった。公営住宅での同自販機導入は、同社が関わる事例においては神奈川県内で初となる。

盗難被害増加受け

 現在約1750世帯が暮らす市営ひかりが丘住宅。住民の高齢化が進んでいるほか、地域では近年、水道メーターや給湯器の盗難が相次いで発生していた。

 また、地域内のスーパーマーケット閉店もあり、住民、特に高齢者の買い物支援や熱中症対策としての身近な飲料確保が急務となっていた。

 そのため、同住宅では約5年前から買い物支援の一環として自動販売機を設置していた。市営ひかりが丘住宅管理運営委員会の根岸好二会長は、「最近は水道メーターなどの盗難が多く、悪質業者の訪問も増えている。カメラがついていることで大きな抑止力になる」と、既存の自販機をさらに防犯体制を強化した仕様へアップデートした。

 今回新たに切り替えて導入された「アサヒ みまもる自販機」で撮影された画像データは、クラウド上で管理されており、事件や事故が発生した際には、警察が現地に赴くことなく迅速に映像を確認できる。

災害時の活用も

 さらにこの自販機は「災害救援型」の機能も兼ね備えている。災害による停電が発生した場合は、非常用電源に切り替えることで、商品を取り出せる。これにより、非常時の備蓄用飲料水としても活用が可能という。

 八洋担当者の高橋和喜さんは、「ただ自動販売機を置くだけでなく、地域貢献や地域連携をしたいという思いがある。今回の取組を成功モデルとして、同じような課題を抱える他の地域にも展開していきたい」と今後の展望を示す。

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