旭区・瀬谷区 社会
公開日:2026.07.23
「フレイル予防」で健康寿命を延伸
健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間「健康寿命」を延ばし、いつまでも自分らしくいきいきと過ごすために、近年注目されているのが「フレイル予防」だ。
そもそもフレイルとは加齢や病気によって体力や気力、認知機能など心身の働きが低下し、将来介護が必要になる危険性が高まっている状態。「健康」と「要介護」の中間に位置する。横浜市による「健康とくらしの調査」(2022年度)では高齢者のうち37・8%がフレイル予備群、17%がフレイルであるという結果が出ている。
フレイルは日々の小さな変化に早く気づき、適切な対策を講じることで、状態の維持や改善が期待できる。具体的には動き続けられる体づくりのための「【1】運動」、噛む力や飲み込む力を保つ「【2】口腔」、しっかり食べて健康につなげる「【3】栄養」、人や地域とつながる「【4】社会参加」、これら4つの柱をバランスよく取り入れることが重要だという。
横浜市は「GoGo健康!」を愛称とし、地域ぐるみの介護予防事業を推進。筋力低下や運動器の衰えにより移動機能が低下する状態「ロコモティブシンドローム」の予防につなげようと、筋肉トレーニングとストレッチの両方の要素が含まれる市のトレーニング「ハマトレ」を推奨している。また、啓発リーフレットの配布や動画の配信も行っている。
市民がより身近な場所で専門的なサポートを受けられるよう、横浜市薬剤師会と連携した「フレイル予防薬局認証制度」も2025年度から開始。フレイル予防薬局では、薬の相談だけでなく、フレイル予防に関する情報提供や、一人一人に合わせた助言・指導を受けることができる。薬局を健康づくりの拠点として活用することが期待されている。
- 関連リンク
- フレイル予防を取り上げた横浜市のホームページ
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