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公開日:2013.12.12

いちょう団地第六自治会
県が優良団地に認定
美化活動など評価

  • 認定証を持つ和田会長(左)と小林前会長

  • 子どものイラストで彩られたごみ集積所

 環境美化活動や地域活動に取り組む神奈川県営団地内の自治会に優良活動団地認定証を交付する2013年度の授与式が11月26日、日本大通7ビル(中区)で開催された。県内11自治会が認定され、区内から県営いちょう団地第六自治会が認定証を交付された。

 同団地は1971年から入居が始まった上飯田町と大和市に位置する大型団地で、近年は外国籍の住民も多く暮らす多文化共生団地として知られる。

 2238世帯を棟により8つの自治会に分けており、32号棟の207世帯(11月28日時点)が第六自治会となる。昨年から今年にかけて行った自治会の活動が県から評価された。

 32号棟で12年6月、高齢者1人が犠牲となる火災が発生した。違法駐車車両が道路を塞いでいたために消防車が通れず、消火が遅れてしまったことが原因と話すのは、12年度会長の小林正之さん。「じっとしているわけにはいかないと思った」と、自治会を挙げ健全化に向けて動き出し、違法駐車車両に対しレッカーやタイヤロックを行い、撤去を進めた。

 同年8月には大型テレビや長イスなどの家具が生ごみと一緒に捨てられるという悪質な不法投棄が発生。すぐに情報提供を求めるチラシを現場に貼ったところ、「夕方頃に堂々と出していた」という目撃談が寄せられ、捨てた人により1週間後には全て撤去されていた。小林さんは「ルール違反には毅然とした態度で向かうことが大切」と話した。

 13年度も引き続き「住民の安心安全を確保しよう」という目標を同自治会は掲げ、高齢者とごみ対策に重点を置いた活動を展開している。「あんしん倶楽部」を立ち上げ、高齢者と買い物に出かけたり、孤独死を避けるための見回りや声かけを行ったりと積極的に動いた。さらに、各世帯が順番に行っていた清掃活動を有料化し、1回800円で高齢者に代わり清掃するサポーターを募集するなど、具体的な対策を打ち出した。

 ごみ対策では、同団地に暮らす子どもたちからイラストを募集し、無機質なブロック塀で囲まれたごみ集積所を塗り替えた。外国籍の子どもたちが積極的に参加したといい「文化の違いで運営がうまくいかないこともあるが、子どもの力は大きい」と小林さんは話す。

 今年度の自治会長、和田孝雄さんは「光栄なこと。これからも身を引き締めて活動していきたい」と認定証交付について話す。同自治会は女性主体の自治会運営を進めており、今後も地域に根付いた活動を目指していく。

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