神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
泉区版 公開:2020年7月30日 エリアトップへ

コミュニティだんだん リモートで学習支援 大学生が自宅から参加

教育

公開:2020年7月30日

  • LINE
  • hatena
画面越しに絵本の読み聞かせを行う大学生
画面越しに絵本の読み聞かせを行う大学生

 弥生台で地域の居場所づくりを提供している「コミュニティだんだん」(運営・NPO法人だんだんの樹)で、ウェブ会議システム「Zoom」を活用し、地元の大学生が自宅からリモートで子どもたちの学習支援ボランティアを行う動きが始まった。

 リモート学習支援が行われているのは、同所で毎週水曜日の午後4時から開かれている小中学生向けの学習応援・子ども食堂。フェリス女学院大学(緑園)の学生がリモートで参加している。

 「だんだん」では地域の高齢者のほかに、以前から同大学や看護学校の学生たちがボランティアで参加。子どもたちと近所の公園で一緒に遊んだり勉強を教えたりしていた。しかし新型コロナウイルス感染症の影響から大学が休校・オンライン講義を行う中で、学生ボランティアが活動に参加できない状況が続いていた。そこで同大学のボランティアセンターからオンラインでの活動の提案があり、今回の実施に至った。

 7月22日の初日は、大学生3人が自宅から参加。絵本の読み聞かせや、子どもたちからの質問などに画面を通じて答えた。岡津小6年の女子児童は「楽しかった。また一緒に遊びたくなった」と笑顔で答えた。

 今回半年ぶりにリモートで子どもたちに再会した国際交流学部3年の櫻井ひなよさんは「対面のほうがコミュニケーションを取りやすいが、以前話をした子の髪型が変わっていたり、リモートでも子どもたちの変化を感じることができた」と話す。

 初めて子どもたちと交流した同学部2年の澤岻和乃さんは「オンラインでもコミュニケーションを取れてボランティアのイメージが理解できた。今後は画面共有機能などを活用したい」と感想を述べた。

 フェリス女学院大学では前期授業のリモート実施に伴い、一定時間以上のオンラインでのボランティア活動を単位に認定。学生の参加の一助となっている。

 接続に苦戦しながらも初のオンラインを終えた「だんだん」の丹羽喜代子マネージャーは「大学生は子どもたちにとっての身近なモデル」と交流再開を歓迎していた。

泉区版のトップニュース最新6

市内品評会で最優秀賞

大矢養鶏(和泉町)

市内品評会で最優秀賞

餌にこだわり「見た目よく」

3月28日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

災害時の資機材を敷地に

ゆめが丘グループ

災害時の資機材を敷地に

市ボラセンに協力

3月21日

46年の歴史に「ありがとう」

いずみ野小

46年の歴史に「ありがとう」

統合で4月から新たに

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

駅前に10階建マンション

ゆめが丘

駅前に10階建マンション

相鉄不動産が26年完成へ

3月14日

地域の絆を深めよう!

泉区自治会町内会への加入は区役所へお気軽にご相談下さい

http://www.izumikuren.net/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook