泉区役所は区内に多くの福祉施設がある特性を踏まえ、グループホーム、障害者施設等に勤務する看護師、介護士への新型コロナウイルス感染症講演会をこのほど実施した。家庭内感染を防ぐ知見にも活用してほしいと、資料をホームページ上で公開している。
講演会は今年1月7日に開催。テーマは「現場ですぐに役立つ!新型コロナウイルス対応力強化のポイント」。横浜医療センター(戸塚区)の副院長・救命救急センター長の古谷良輔氏を講師に招き、コロナ治療の最前線での経験を活かした福祉施設での感染対策や実際に感染者が発生した際の対応などについてレクチャーした。
サイト上には古谷氏が作成した講演会資料のデータを掲載。大きく分けて「ユニバーサルマスキング(マスクの常時着用)の徹底」「チェックリストなどホワイトボードや適切な情報共有の方法を考える」「施設内のエリア分けなどで濃厚接触者を出さない」といった3項目についての説明が書かれている。
区役所によれば泉区でも福祉施設での陽性患者発生例はあるものの、施設数に対する件数は少ないという。
泉区の深川敦子区長は「講座の内容は当然家庭内にも通じる話。区民の皆さまにも知って頂きたい情報が詰まっている」と閲覧を呼びかける。
サイトのURLはhttps://www.city.yokohama.lg.jp/izumi/kurashi/fukushi_kaigo/koreisha_kaigo/torikumi/20210107koenkai.html
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