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公開日:2021.11.11

岡津町在住渡辺さん
百周年祝う絵を寄贈
岡津小の式典で披露

  • 寄贈した絵画を見せる渡辺さん=自宅アトリエ

    寄贈した絵画を見せる渡辺さん=自宅アトリエ

 岡津町在住の画家・渡辺楊子さん(83)が岡津小学校の創立100周年を祝う油絵を同校に寄贈した。学校ともゆかりの深い三嶋神社をモチーフにしたこの絵は、10月30日に行われた100周年式典の場で披露された。今後は同校の校長室に飾られる予定。

 全国的な絵画団体や県美術家協会の審査員などを務める傍ら、地元で絵画教室「木犀会」を主宰する渡辺さん。これまでも泉区役所や福祉施設などに自身の絵を寄贈してきた。

「狛犬さんこんにちは」

 今回寄贈した絵画の作品名は「狛犬さんこんにちは」。舞台は学校に隣接する三嶋神社の参道。女の子2人が学校に向かって歩いていく様子を、空中に浮かんだ2体の狛犬が見守っている情景を描いている。サイズは50号。

 地元町内会が仲介役となり、創立100周年の記念として「校長室の応接スペースに飾る絵を」と、今年3月に同校が依頼。校内や学校周辺を見学して絵のイメージを膨らませ、現在も参道の階段がそのまま学校正門に使われている三嶋神社の情景をモチーフにすることを決めた。その上で境内に鎮座する狛犬を「これからもこの地域と子どもたちを見守ってほしい」と絵に登場させた。

 絵は先月30日に同校で行われた記念式典の中で、地域からの記念品のひとつとして初披露された。渡辺さんはあいさつの中で「岡津の狛犬は手毬のような玉を持っていて、子どもたちと遊びながらこの地域を守っているのかな、という気がしてこんな絵を描きました」と説明した。

 寄贈を受けた岡津小の宮路ますみ校長は「子どもたちの守り神としてのイメージで狛犬を描いたという話を聞き、とても思いが込められた絵だと感じました」と感謝の意を述べた。渡辺さんにとっては、末っ子の母校でもある岡津小。寄贈した絵について「まだまだ手直したい部分がたくさん」と笑いながらも、「40年絵を描いてきた中で、子どもが通っていた学校に絵を寄贈という形で貢献できるのはうれしいですね」と話した。

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