泉区 教育
公開日:2022.09.15
松陽高3年堀切さん
最後の試合「達成感あった」
将棋で全国大会ベスト16
松陽高校3年生の堀切順正さんが8月3日と4日に東京都内で行われた全国高等学校将棋選手権大会男子個人戦でベスト16となった。
高校1年の冬にプロ棋士の登竜門とされる「奨励会」を退会し、2年の時から学生大会への出場を始めた堀切さん。同校には将棋部がないため、個人出場ながらも今年1月には新人大会で全国の舞台を経験。再びの全国出場を目指し、高校生活最後の大会で見事、その目標を実現した。
これからも将棋を
同大会の切符をかけた神奈川県大会は5月に行われ、堀切さんは予選を4戦全勝、決勝トーナメント2位で2枠ある県代表の座をつかんだ。
全国大会男子個人戦には96人が出場。スイス式トーナメントで行われた予選を15位で通過した。1月の全国大会は決勝の初戦で敗退したものの、今回は得意の「四間飛車」で勝利。「途中まで負けたと思っていたが、相手のミスが出て勝てた」と振り返る。2戦目も同様に攻めたが、終始苦しい展開のまま試合を終えた。
高校生活最後の試合について「逆転負けではないし、相手が正確だった。悔しさよりも達成感があった」と堀切さん。受験勉強と並行しながらの出場で苦労もあったというが「進学後も将棋を続けたい」と言う。
全国大会出場に向け、クラスメートから似顔絵と応援メッセージが書かれた色紙を贈られるサプライズもあったと言い、「嬉しかった」と照れ笑い。引率した畑中智子教諭は「堀切さんがきっかけで将棋にハマった」と話し、「藤井聡太五冠を追いかけつつ、分からないことは堀切さんに聞いている」と笑う。新人大会の際に引率した多田浩樹教諭も「これまで見ることのなかった世界を見せてもらった」と感謝し、労った。
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