不登校児らの居場所づくり
泉区内で不登校児らの居場所づくりに取り組む一般社団法人「かけはし」(廣瀬貴樹代表)がこのほど、活動資金のためのクラウドファンディング(CF)を実施し、目標としていた支援金230万円に到達した。
かけはしは曜日ごとに下和泉地域ケアプラザ(月曜)、いちょうコミュニティハウス(水曜)、いずみ野地域ケアプラザ・泉図書館(金曜)など活動拠点を変えており、またボランティアの送迎などもしているため、中古のワゴン車や備品の購入などのためにCFを実施。
支援金は1月末まで受け付けており、目標額を超える部分は子どもたちの学びのためのタブレット購入などに充てる予定という。
資金難続く中活動継続を模索
14年間勤めた横浜市の小学校教諭を2021年3月に退職し、同年5月にかけはしを立ち上げた廣瀬さん。さまざまな事情で学校に通うのが難しい子どもたちの受け皿となっている一方、活動の実績がまだ足りないこともあって公的な補助金は受けられず、活動継続のために資金難が大きな課題となっている。
ただ昨年11月にドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」で活動が取り上げられた反響もあり、支援者は増えつつあるという。廣瀬さんは「居場所を必要としている子どもたちが少なくないと改めて感じている。継続できるように方法を尽くしたい」と話す。
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