泉区 文化
公開日:2023.04.06
南親和会元会長鈴木さん
コミハで浮世絵を展示
「絵で過去の文化を知って」
中田コミュニティハウスで3月22日、南親和会の会長を3月まで務めた鈴木修二さん(75歳)による浮世絵展が開かれ、約50人が来場した。
同展示会では鈴木さんが集めた浮世絵のうち、美人画55枚が展示され、絵に描かれた当時の文化や、背景などを鈴木さん自ら来場者に解説した。
700枚の絵を収集
鈴木さんが浮世絵の収集を始めたのは、神奈川大学の公開講座で江戸時代の文化について学んだことがきっかけという。
「当時の人々が生活する姿や営みをより詳しく知りたい」と、浮世絵の収集を始めた。絵の制作過程や、当時の風土を調べるうちに、絵自体が持つ美しさに魅かれていったという。
神保町などに通い、これまでに集めた枚数は約700枚。過去に発行された絵の復刻版や、江戸時代から大正時代の間に作られた絵を自宅にコレクションしている。
「役者絵も好きだけど、シリーズものを集めるのも好き」。現在、熱心に集めているものは「役者見立東海道五十三駅」の浮世絵。こつこつ集めてきたが、全139枚のうち、残る7枚が「なかなか見つからない」と語る。
他県の美術館へも
鈴木さんは浮世絵を集めるうちに知り合った知人に頼まれ、戸塚区総合庁舎で行われた「戸塚宿場まつり」や、栃木県の「那珂川町馬頭広重美術館」などへも絵の貸し出しも行っている。
さらに、南親和会のメンバーからの依頼で浮世絵の講座を開くなど文化の伝承にも意欲的だ。
今後は「浮世絵の魅力を多くの人に知ってもらうために、さまざまな場所で展示会を開いていきたい」と話した。
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