タウンニュース社はこのほど、2023年統一地方選挙が行われた神奈川県内の自治体について、改選後の県議・市町村議における女性議員の割合を独自に集計した。
先月23日に投開票された統一地方選の17市町議選後、県下33市町村の市町村議会に占める女性の割合は25・0%に。横浜市では定数86人に対して女性議員は過去最多となる22人の25・6%(前回比7・0ポイント増)となっている。
今回改選した17市町村議会のうち、最も女性比が高かったのは山北町の41・7%(女性5人/定数12)。次いで小田原市(37・0%)、葉山町(35・7%)、綾瀬市(35・0%)、南足柄市(31・3%)と続いた。
最も低いのは中井町で8・3%(女性1人/定数12)だった(補選の湯河原町をのぞく)。
県内の政令市を見ると、川崎市は定数60人に対して女性議員は16人で26・7%(前回比1・7ポイント増)、相模原市は定数46人に対して10人の21・7%(前回同様)だった。改選のなかった自治体を含む33市町村では大磯町(定数14)の42・9%が最も高い。
県議会では18%
県議会(定数105)では前回の2019年と同様、19人の女性が当選し、18・1%(約5・5人に1人)だった。
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