北陸新幹線が福井県・敦賀駅まで延伸することに伴い、崎陽軒(西区)が開業日である3月16日、福井県とコラボレーションした弁当を限定5000個で販売した。予約販売を中心に直営15店では店頭販売も行った。
地場グルメがぎっしり
両者は2022年7月に相互協力協定を締結し、コラボ弁当は昨年に続き2度目。さばの醤油干しやご当地グルメの「ボルガライス」風に卵を絡めたチキンカツ、特産の「九頭竜まいたけ」と神奈川県三浦産芽ひじきを使った炒め煮のほか、おなじみのシウマイ、筍煮などを入れた。中でも注目は、コシヒカリ発祥の地・福井県が誇る銘柄「いちほまれ」を使用した点。冷めてもおいしいモチモチ食感が特徴で、崎陽軒は「弁当会社にとって命である米は変更しないつもりだったが、この味ならと今回採用を決めた」と話す。
6日に崎陽軒本店で行われた発表会で、福井県の杉本達治知事はビデオメッセージでコラボ弁当や県の魅力をPR。崎陽軒の野並晃社長は「コラボ弁当を通して福井県の魅力を知り、訪れるきっかけになれば」とした。
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