戸塚区版 掲載号:2011年2月3日号
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区内初 企業内に「作業所売店」 大成建設技術センターで活動ホーム「ひかり」のパン販売

社会

社員に接客する同ホームメンバー(左側)
社員に接客する同ホームメンバー(左側)

 地域作業所の商品が人気―。名瀬町の大成建設(株)技術センターでは昨年12月から、東戸塚地域活動ホーム「ひかり」の通所者が作るパンを社内の食堂で販売している。戸塚区社会福祉協議会によると、区内の企業が地域作業所の商品を扱うのは初めて。

 パンが売られているのは毎週水曜日の午前11時45分から午後0時半まで。オニオンロールやメロンパン、クルミレーズンなど約20種類のパンが毎回約50個並ぶ。取材日の1月26日、時間になると社員がぞろぞろとやって来て、パンやクッキーがすぐに売り切れた。パンの販売が始まってこの日で6回目だが、毎回15分ほどで売り切れてしまうという。コーンロールを買った長瀧慶明(ながたきよしあき)さん(56)は、「おいしいので毎回利用している。これが社会貢献につながるなら非常に良いこと」。

 パン販売は同社が働きやすい労働環境をつくろうと取り組む「いきいき推進活動」の一環。ほかには、休憩時間にBGMをかけるなどの「ちょっとひと息タイム」の導入や、不要になったものを提供するリサイクルコーナーの設置などが同じ時期から実施されている。

 パン販売は障害者の自立支援として行われている。同社は1979年から現在地に移転したが、これまで地域と接点を持つことは少なかったという。何か地域に貢献できないかと同協議会に相談したところ、同ホームの紹介を受けた。活動の推進責任者・坪田和博さん(52)は「『自立支援活動』という名目だが、実際には私たちの方がおいしいパンと温かい心をもらっている。社員が社会活動に参加しているという意識を向上させ、仕事へのモチベーションも上がれば」と話す。

 区役所や明治学院大学などでは地域作業所による商品が扱われているが、区内の企業が扱うことは珍しい。同ホーム職員の木村奈緒さん(29)は「作業所では通所者以外の人と接する機会が少ないので、多くの方と接する機会は貴重。何より、目の前で商品が売れることはメンバーのやる気にもつながっている」。同協議会は「企業が福祉活動に協力してくれることは大変ありがたい」と話している。
 

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