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公開日:2026.03.12

東俣野特別支援学校生徒ら
バス停の看板 デザイン
「ひがまた号、一層の利用を」

  • 支援学校で開かれた披露目の会(左)と児童生徒による看板デザイン

    支援学校で開かれた披露目の会(左)と児童生徒による看板デザイン

  • バス停看板設置に協力した関係者

    バス停看板設置に協力した関係者

 東俣野町と横浜医療センターをつなぐ地域貢献バス「ひがまた号」。2024年から本格運行が始まり、住民の貴重な移動手段の一つとなりつつある。今回、所有する社会福祉法人が中心となり、バス停の看板(停留所標識)のデザインを東俣野特別支援学校の児童生徒たちに依頼、実現した。その披露目の会が3月6日、同校で行われた。

 社会福祉法人和みの会が運営する、特別養護老人ホーム「和みの園」と同校は長い交流があり、子どもの付き添いをする保護者のため、手作りのおにぎりを提供するなどの支援を続けてきた。今回のプロジェクトも「地域の一員」である同校の児童生徒に「地域の車」である、ひがまた号ともっとかかわってほしいという、同ホームの木内菜穂子施設長らの思いがあった。当初は車両のラッピングも検討されたが、造園・緑化事業に取り組む、地元の(株)きたむら園の協力を得ながら、市の地域交通サポート支援事業の助成金も活用しつつ、バス停看板を完成させた。

 デザインは、東俣野特別支援学校のイメージで、シンボルとして親しまれるひまわりの花が明るい色彩で描かれたもの。一部の生徒が下絵を描き、参加できる児童生徒が色を塗ったという。このデザインが施されたバス停の看板は、11ある停留所のうち、和みの園に設置。今後数を増やしていく想定だ。

 東俣野特別支援学校で開かれた披露目の会当日。同校の児童生徒や教諭、和みの会職員、きたむら園の社員、東俣野小学校校長、東俣野町内会長らが参加するなか、製作過程を紹介した動画も放映された。同校の教諭の一人は「地域との関わりはとても大切。今回、依頼をいただき、子どもたちが住民のみなさんと交流を深められたことはありがたかった」と話している。

「町の車」へ期待

 セダン型の電気自動車「ひがまた号」(定員4人)は、もともとは「なごみ号」と呼ばれていたが、東俣野小学校の児童たちが「ひがまた号」という愛称を付け、24年の夏から正式にこの名前で運行が開始。一日4便走行しており、利用料は無料、平日のみの運行だ。実証運行中の24年度は一日平均8人以上、本格運行後の25年度は一日平均10人以上の利用となっている。着々と浸透してきており、東俣野町と横浜医療センターを結ぶ地域の足として欠かせない存在となっている。木内施設長は「この車を『和みの持ち物』ではなく、『町の車』にしたかった。皆さんにより一層、活用してもらえると嬉しい」と笑顔を見せる。

 戸塚区の担当者は「外出する際の移動手段に困っている人、医療センターで受診される人、大船駅方面などへのバスへの乗り継ぎをする人にも役立っている。とてもありがたい地域バス」と話している。

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