3月11日に発生し、東北・関東地方に甚大な被害をもたらした東日本巨大地震。戸塚区でも震度4の強い揺れに見舞われ、各所にその爪跡を残した。
戸塚区によると、区内では同日、戸塚スポーツセンターや小学校など5施設を一時避難所として開放、午後10時までに帰宅困難者など約800人が詰めかけた。区内の公共施設において大きな損壊はないというものの、地震後の翌12日、戸塚小学校では漏水が校舎内の2ヵ所で起きており、地面にひび割れが起きるなどの損壊が見られた。ほかにも同校近くの民家では長さ5mほどに渡って、ブロック塀が崩れ落ちていた。子どもが通う同校の様子を見に来たという桃井育子さんは「日立の体育館にもひびが入っていて、地震の影響が心配」。地震発生時に校舎内にいたという怜菜ちゃん(4年)は「どうなっちゃうのかと思った。死んじゃうんじゃないかと思った」と振り返った。
戸塚区では、80歳代女性が、自宅で使用していた酸素吸入装置が停電で停止して死亡したほか、同区によると、5人が軽・中傷を負ったという。
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