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戸塚区版 公開:2012年12月20日 エリアトップへ

続く被災地支援 明治学院大学、猫の手とつか

社会

公開:2012年12月20日

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同大では詳しい活動内容が閲覧できる
同大では詳しい活動内容が閲覧できる

明治学院大学

 現在、戸塚図書館の一角で明治学院大学の学生によるスタディーツアー「かわいい子には旅をさせよ2012年夏in陸前高田」の写真が展示されている。小学生に被災地の被害の様子や復興しようと頑張る人たちの姿を実際に見てもらい、自分たちにできることを考え、実行するというものだ。

 昨年4月に立ち上げた「Do For Smile@東日本」プロジェクトの中の陸前高田市担当のチームが企画。ツアーは8月に3泊4日で実施され、メンバー9人と近隣の小学校や東京都などの子どもたち24人が参加した。清掃活動などのボランティアのほか、メッセージカードやメッセージ入りのうちわを作り、現地の人にプレゼントしたという。最終日には子どもたち一人ひとりが「被害にあった町を見て悲しい気持ちになった。津波がどんなに恐ろしいか分かった」などと感想を「かわいい子新聞」にまとめた。

 図書館での展示は24日(月)までだが、同大横浜キャンパスのボランティアセンターでは活動報告や写真、かわいい子新聞の閲覧が可能。問い合わせは同大ボラセン【電話】045・863・2056へ。

猫の手とつか

 戸塚町の宇野利江子さんが東日本大震災発生後、被災者を支援しようと主婦仲間を集めて立ち上げた「猫の手とつか」。宮城県や岩手県の幼稚園などへ子ども服や文房具を送る活動は100回を超えた。

 今回、宮城県気仙沼市へ送るのは、ツリーや靴下など色鮮やかなクリスマスのオーナメント130個。メンバー10人が1週間で仕上げた。「手作りのものは『皆さんのことを忘れていません』という気持ちが伝わり、喜ばれ方が違うんです」

 送付先の障害児施設は津波被害を受け、9月にようやく落成式を迎えたばかり。物資支援を通じて知り合い、メール交換を続ける被災地の「ママ友」からは、二重ローンに苦しみ、自宅の再建に悩む声も届く。不安は募るが、被災地の現状を周囲へ伝えるのも自分達の役目と捉えている。

 一方、積み重なる送料は馬鹿にならず、いつまで活動を続けるかは模索中。しかし当初から気負わずに続けてきた活動。メンバーも協力を惜しむことはない。「支援ではなく、遠く離れた地のママ友という間柄。最終的には横浜と東北のママサークルという形になれば」
 

手作りのオーナメントを抱える宇野さん
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