戸塚区版 掲載号:2014年2月13日号 エリアトップへ

ほーめっと(戸塚在宅療養連絡会)の代表を務める 我妻 正子さん 柏尾町在住 47歳

掲載号:2014年2月13日号

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湯沸き立つ音の幸せ

 ○…診療報酬改定による長期入院の適正化などを受け、近年重要性が高まる在宅医療。医師やケアマネジャーに加え、薬剤師、理学療法士など1人の患者に関わる医療・介護関係者は実に多く、職種を越えた横の連携を求めて3年前に発足した「ほーめっと」(戸塚区在宅療養連絡会)で代表を務める。まず取り組んだのが、患者宅に出入りする関係者が気づいたことを記して情報を共有化する『医療連携ノート』。他職種が集まって意見交換を行う勉強会の開催にも精力的だ。

 ○…小学生時代の夢を叶えて看護師に。総合病院で働き始めたが、「人を看取るなんてできない。悲しむ家族を支える自信がない」。しかし数年経った頃、ある末期がん患者との出会いを境に意識が変わる。物静かで、痛みを訴えることもない男性。それだけに、つい目が行き届かなくなっていた。だがある日、いつになく不安な表情をしていることに気付く。思わず手を握って励ましたが、数日後に他界。「本当は言いたいことがあったのではないか。違う関わり方をしていれば想いを引き出せたのか」――。緩和ケアに興味をもち始めたのは、それからだ。

 ○…現在はケアマネジャーとして在宅患者の支援にあたる。人の死に接することも多く、「別の支援の形はなかったのかと後悔ばかり」と試行錯誤の日々。「良かれと思っても、患者にとって苦痛になることもある」。必要以上はしない。多くの経験を積む中で、導き出した一つの答えだ。

 ○…湯が沸き立つ音や犬の鳴き声。「何気ない生活音が、患者には心地よい。重い病でも、自宅で亡くなる多くの方の表情はとても穏やか。本人が望むなら一日でも帰宅してほしい」。いざという時の対応が不安で、前向きになれない家族も多いのが現状だが、それを支えることこそが組織の役割だ。「医療・介護関係者が”チーム戸塚”としてまとまり、縁の下の力持ちになれたら」

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