夏の風物詩である八坂神社祭礼。恒例のお札まきなどで街を賑わせている地域の祭りだが今年は7月14日(火)に予定をしていた露店の出店が中止となった。
毎年の課題になっていたゴミ問題や祭り終了後の若者のい集問題等により地域からは苦情も寄せられており、戸塚警察署から今年は車両通行止めや道路使用許可の範囲を縮小・制限する旨が示されたため。
それによると出店場所が限られ出店可能な店数も減り「急すぎて店を決める割り振りが困難」、「このエリアでは人が来ない」、「これだけ露店数を減らされてしまってはやっていけない」などの理由で横浜イベント商業協同組合は同所での露店出店を見送ることになった。戸塚署では苦渋の選択との思いもあるが、諸問題の対策を優先した。
祭礼実行委員長の手塚康雄さんは「八坂神社の祭礼は、子どももお年寄りも楽しみにしている。(露店がなく)寂しい祭りになるかもしれないが何とか盛り上げたい」と話す。また八坂神社総代長、内田俊夫さんを世話人とする「八坂神社祭礼露店を復活する会」では来年の露店出店再開に向け、署名活動を始めた。
同署では「今回、露店の出店はなくなったが、それ以外のお祭りは通常通り、安全に留意しながら楽しんでほしい」としている。
八坂神社祭礼は、7月7日(火)の午後3時に宮開き、7月12日(日)の午後4時30分から神輿渡御、7月13日(月)の午後6時30分から奉納素人演芸大会、7月14日(火)午後5時30分からのお札まきなどを予定している。
|
<PR>
戸塚区・泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|