「防災の日炊き出し訓練」が、9月1日に東横フェスタ倉田店で行われた。地域の防災意識を高め、同店の災害発生時への備えを地域住民に知ってもらうことが目的。
同店では、災害でライフラインの供給が絶たれた時のために、店舗裏に独自の発電機を設置しており、炊き出しはその非常用電源を使用して行われた。来場者と店舗にいた人に、出来上がったスープと飲料水が配られた。非常用電源を利用した、LED電燈の実演も行われた。災害が発生した際には、炊飯も行われ、おにぎりが配られる予定。
同店では、パチンコの景品コーナーに防災用品を陳列することで、非常時に必要な物品を確保する取組みも実施している。一定の数量を確保できるだけでなく、施設の利用者が目にする場所に並べることで、防災意識を日常的に持ってもらう効果をねらう。飲料水・乾パンのほか、缶詰やおむつ、ガスコンロなどもそろえている。
同店を経営する、株式会社東横商事の常務執行役員・大島光博さんは「過去に、普段は施設を利用しない方から、災害時に助かったという声があった。何かあった時は、近隣の方に頼ってもらいたい」と話した。
同様の取組みは幹線道路沿いの平戸店・狩場店・上矢部店でも行われ、災害時、同グループの店舗は避難場所として施設開放される。
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