戸塚区版 掲載号:2017年8月17日号 エリアトップへ

「源頼朝の遺髪」を公開 9月18日の例大祭で

社会

掲載号:2017年8月17日号

  • LINE
  • hatena
神輿渡御の様子
神輿渡御の様子

 平戸白旗神社(平戸町)で9月18日に行われる例大祭で、源頼朝の遺髪が3年ぶりに公開される。同神社は頼朝を御祭神とし、遺髪は鎌倉市にあった相承院から送られたと伝えられており、現在は隣設する東福寺に保管されている。当日は午後1時からの式典後、開示する予定。同神社の三上崇宮司は「地域の方にぜひ知っていただきたい」と話している。

平戸白旗神社に伝わる「御神体」

 三上宮司によると、「頼朝公遺髪」と書かれた箱の中には、「金襴緞子(きんらんどんす)の錦織の袋」があり、その中に遺髪が納まっているという。

 同神社では宮司や禰宜(ねぎ)が常駐していないこともあり、遺髪と送り状は、東福寺が寺宝として管理してきた。

 長年一般には公開されていなかったが、9年前に両寺院の総代から「地域の皆さんに見せよう」という声があったこともあり、以来3年に一度のペースで、例大祭に合わせて公開するようになった。

 例大祭当日は、東福寺で読経ののち、国道1号を通り同神社に運ばれ、開示される予定だ。

1302年からの縁

 同神社は頼朝の死から約100年後の1302年、東福寺の「守り神」として建てられた。歓請(神仏の分霊を新たに迎えること)をしたのは、鎌倉市にあった相承院の僧侶・智円(ちえん)だ。

 この相承院は鶴岡八幡宮(当時は鶴岡八幡宮寺(・))に仕えて天下の安穏を祈り、社役を務める「鶴岡二十五坊」のひとつ。この中でも有力な寺院といわれており、のちに、頼朝の遺髪を安置する法華堂を管理する役を任されていたという。

 時は経ち1769年、東福寺の住職だった慶巌(けいがん)の懇願により、相承院の密信という住職が、安置していた遺髪の一部を送付した。これが同神社の御神体として今に伝わっている。遺髪と共に保管されている送り状には「今般右大将家御鬢髪(びんぱつ)三筋相送候 此度東福禅寺慶巌の希望に因る者也」などと書かれている。

「900年前の声が聞こえるよう」

 同神社の境内は、本殿に向かって左右に細い道が伸びている。三上宮司によるとこれが武蔵国に続くかつての鎌倉古道で、鎌倉人の生活道路だったと考えられるという。「夕暮れ時に目を閉じれば900年前の人の声が聞こえてくるよう」とほほ笑む。「平戸白旗神社は由緒ある所。ぜひ例大祭を機にお越しください」と呼びかけている。

 9月18日に行われる平戸白旗神社の例大祭では遺髪の公開のほか午後6時からは地域住民参加の大道芸大会を実施する。前日の17日は宵宮祭。隣接する平戸町公民館で、飛び入り自由のカラオケ大会が行われる。

 9月10日には国道を練り歩く神輿渡御を開催する。

戸塚区版のローカルニュース最新6

2会場に分散へ

来年の成人式

2会場に分散へ 社会

戸塚区民は「横アリ」

10月22日号

緒形拳さんの活躍一堂に

市歴史博物館

緒形拳さんの活躍一堂に 文化

戦後大衆文化史 振り返る

10月22日号

新入団員を歓迎

戸塚消防団

新入団員を歓迎 社会

今年度初の交付式

10月22日号

不妊治療の支援へ意欲

三原副大臣ら

不妊治療の支援へ意欲 社会

市内クリニックを視察

10月22日号

110形蒸気機関車 展示

旧横ギャラリー

110形蒸気機関車 展示 文化

「鉄道の日」にちなみ催し

10月22日号

今季初の大会で優勝

とつかトピックス

今季初の大会で優勝 スポーツ

女子ラグビー「YOKOHAMA TKM」

10月22日号

有隣堂 楽しい講座がいっぱい!

1DAY講座&無料体験。秋から新しいこと始めよう

http://www.ms-yurindo.jp/shop_classroom/totsuka_cc/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月16日0:00更新

  • 7月9日0:00更新

  • 4月23日0:00更新

戸塚区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

戸塚区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年10月22日号

お問い合わせ

外部リンク