吉田町在住の堀口修さん(67)が3年前から月に1回、自らが所有するレコードを紹介する催しを同町にある地域交流施設で開いており、音楽好きなシニア層などから静かな人気を得ている。
「DJとなり、来場者と一緒に音楽を共有する喜びを味わっています」と楽しそうに話す堀口さん。
2015年3月から吉田町にある、ふらっとステーション・とつかで「ごった煮ヒットパレード レコードキコ〜会」を毎月第2日曜日に開催している。歌謡曲からロック、ジャズ、クラシック、Jポップなど幅広い選曲が特徴だ。「季節に合った曲を、解説を加えながら紹介しています」と語る。
3年で800曲超え
定年退職後、所有しているレコードを中心にした約2千枚のコレクションを活用して地域貢献したいと考えていた堀口さん。区主催のNPOが集まる会で同施設を運営する、くみんネットワークとつかに声をかけたのがきっかけとなり、形となった。先月で43回開催しており、これまでにかけた曲は800を超えたという。同じ選曲をしないのがポリシーでこうした点が評価され、足しげく通う常連も数多い。
堀口さんは山梨県出身。横浜市立大進学に合わせて上京、卒業後は大手楽器会社に勤務した。レコードは会社員になって自由にお金が使えるようになってから集めたものだ。「子供の頃からの音楽好きが高じて今がある。今後も楽しみたい」と話す。
次回は10月14日。午後1時半から3時。「人の名前」に関する選曲がされる。問合せは同施設【電話】045・435・5068。
|
<PR>
戸塚区・泉区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>