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横浜スペイン語センターで語学講師を務め、ギタリストとして活躍する カチョ カルドーソさん 上倉田町在勤 54歳

掲載号:2020年1月23日号

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ギターで南米の魅力伝える

 ○…世界5億人が使用するスペイン語。上倉田町にある「横浜スペイン語センター」の講師としてその魅力を伝えている。他方でギタリストとして活躍。南米の民族音楽「フォルクローレ」や「タンゴ」など、情緒豊かな楽曲を県内各所のコンサートで届けている。「言葉と文化の両方で南米の良さを伝えていきたい」とほほ笑む。

 ○…戦後に日本からパラグアイへ渡った移民の父と、現地の母との間に生まれた。パラグアイは各家庭にギターがあるほか家族で音楽を楽しむ文化が根付き、とりわけ母は「90歳で歌の発表をするほど」の音楽好き。影響を受けて音楽大学に進むのは自然なことだった。しかし当時居住していたアルゼンチンは経済状況が悪く、音大卒業後の未来が描けない状況。「日本で稼ぎ、帰国して再び音楽を」という思いを持って1989年に訪日。神奈川県内の製造業で働きはじめた。

 ○…日本ではすぐに「居心地の良さ」を感じた。「日系人のコミュニティで育ったから肌に合ったと思う。1〜2年過ごすつもりだったが、気づけば30年も経った」と笑う。苦労したのは日本語。その頃体得した「間違いを恐れずに言葉を発することが上達の近道」というコツは、現在のスペイン語講師の職に生きている。くしくも、母親もかつてスペイン語講師だった。「日本人の父に語学を教えたのが母で、それが両親の出会いのきっかけ。不思議な縁です」

 ○…ギター片手に音楽や歌を取り入れた授業は人気。声を発しながら学べる仕組みは、これまでの経験から生み出したものだ。「東京オリンピックで、スペイン語を使ってボランティアをしたいという人も増えている。楽しんで学んでいってほしい」と声援を送った。

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