【ＷＥＢ限定記事】
コロナに負けるな子供達
エフエム戸塚　「先生の声」届ける

パーソナリティを務める田口さん（前・左）と遠藤さん。後方はプロデューサーの岩崎さん。

　エフエム戸塚は、地域の子供とスポーツにスポットをあてた朝の情報プログラム『おはよう！咲くらじお』（毎週月〜金午前７時〜９時55分）を放送中。愛聴する人も多いことでしょう。

　４月からは番組内コーナーとして『咲くらじ放送部』がスタートしてい

ます。主役は地域の10代。番組制作も体験しながら、日ごろ熱心に取り組んでいる活動や趣味、好きな音楽など、熱く語れるものをＤＪとして紹介しています。

緊急事態宣言で一変　

　しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で発表された緊急事態宣言により、スタジオへ迎えることができなくなることに。そこで４月13日からは学校の教諭やスポーツチームの指導員など、日ごろ子供たちをサポートする大人がいま届けたい言葉を音声データで集めて放送する企画に変更しました。

　番組プロデューサー岩崎和沙さんは「不安な思いをしている子供たちへラジオを通して先生方の声を届けることで一人じゃないと勇気づけられるのではないかと思い、企画した。ラジオを通して、人と人がつながるような放送をしていきたい」と話しています。

　水・金曜日担当パーソナリティの遠藤正彦さんは「慣れ親しんだ指導者の方の声をラジオから聞くことで皆さんが少しでも元気になってもらえたら嬉しい」と語り、月・火・木曜日担当パーソナリティの田口晴奈さんは「学校にいけない時期だからこそ、聴きなれた先生方の声が聴こえることで安心してもらえるのではと思う。誰もがラジオを聴いて楽しくなったり癒されたり元気が出るよう、そして地元密着の情報をお伝えできるよう引き続き放送を続けたい」と力を込めます。

　同局では、番組企画に賛同する教諭や指導員に協力を求めています。問合せはエフエム戸塚info@fm-totsuka.com。

　『咲くらじ放送部』は７時40分〜７時50分の10分間の放送です。