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戸塚区・泉区 社会

公開日:2021.04.15

大洋建設
戸塚駅前に保育所開設へ
隈研吾氏が設計

  • 地鎮祭に訪れた関係者一同

  • 完成予定の模型図

 戸塚区に本社を構える大洋建設(株)(黒田憲一社長)などが4月9日、戸塚駅前で保育所・舞踊教室建築の地鎮祭を行った。東京五輪の新国立競技場を手掛けた建築家の隈研吾氏を設計に迎えた施設で、来年2022年3月15日の完成に向けて着工された。

 施設は敷地面積493・45平方メートルの木造(一部鉄筋コンクリート造)地上1階地下1階建て。「MURASAKI PENGUIN PROJECT」として戸塚駅西口にある大和証券裏手の、公園の向かいに設置される。

 地鎮祭では富塚八幡宮の宮司を招き、黒田社長や建築主のオセアン(株)の黒田翔一CEO、隈研吾氏など関係者が集まり、工事の無事を祈った。

 隈氏は「今までの中で一番難易度の高い敷地」と話し、木を使ったぬくもりあるデザインに、カーボンファイバーを構造材の一種として使った設計内容などを紹介。黒田社長は、子どもが増える戸塚区において託児事業の重要性を説きながら、「50年、100年先までにぎわいを持たせたい」と語っていた。

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