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戸塚区・泉区 教育

公開日:2022.06.09

深谷小創立50周年
俊輔選手、母校祝う
児童と交流深める

  • 児童から贈られた花束を手にする中村俊輔選手

  • 児童とリフティング交流も

  • ロングパスを披露

 サッカー元日本代表の中村俊輔選手(43)が5月31日、母校・深谷小学校の創立50周年記念イベントに参加し、231人の児童とともに記念すべき節目を祝い合った。

 6月1日を創立記念日とする同校の、50周年記念講演として実施された。イベントでは体育館に全学年が集まる中、代表児童からの質問に中村選手が回答する形で進められた。思い出について聞かれると「理科室の骸骨が怖かった」。夢をかなえるためにはという質問には「小さな目標をたてて実践すること。目標をノートに書いて意識するようにしていた。みんなもまずはそれを見つけてみて」と語りかけた。

 その後はボールを使う交流企画も行われ、児童たちは緊張しながらも憧れの先輩との触れ合いを楽しんだ。最後はサプライズで児童の頭上を越えるロングパスパフォーマンスを披露。大歓声が上がった。石原加代子校長は「努力を重ね活躍する中村選手の話を通じて、深谷っ子にも自分の夢を追い続ける姿勢を身につけてほしい」と話した。

30年ぶりの校舎

 中村選手は深谷小時代は区内の深園サッカークラブに所属。当時よく校舎の壁に向かってボールを蹴って練習していたという。校舎には卒業以来30年ぶりに訪れたといい、「帰省時に目にすることはあっても、足を踏み入れたことはなかった」と感慨深げ。「50周年を祝うために来たのに、お帰りなさいと祝福して迎え入れてもらえてうれしかった」と振り返った。

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