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戸塚区・泉区 教育

公開日:2023.12.14

東俣野特別支援学校の生徒
ヤナセの工場を見学
進路学習の一環

  • 整備工場を見学する生徒たち

 東俣野特別支援学校では、進路学習の一環として地域の企業訪問を行っている。地域住民や企業との交流促進と同時に、重度の障害がある生徒に実際に社会に出ることを具体的にイメージしてもらうことが狙い。

 原宿にあるヤナセ戸塚支店はこの取組みに賛同、協力。11月30日、同校の高等部3年生の2人が同社を訪問した。

 当日は、生徒自らが作成したメッセージボードでコミュニケーションを取りながら工場見学を体験した。工場内らしく、油のにおいや修理音が響く環境に反応を示す生徒の姿が見られた。工場長から「またいつでも見学に来ていいから」との声がかけられるなど、終始穏やかな交流となった。担当した成田信敬教諭は、今回の交流体験について「生徒たちが実社会に触れ、歩み出す一つのきっかけになれば」と期待感を示した。

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