横浜建設業協会戸塚区会の新会長に、東俣野町にある幸和建設工業(株)の武田幸光さんが就任した。同協会は、市内の建設事業における受注機会の確保や技術育成などのために活動する団体。
戸塚区会には現在22社が所属。武田会長は約10年ほど前に加入し、今回初の会長職となる。
武田会長は同区会について「地域を守りたいという意識が強いのが特徴」と話す。清掃活動やパトロール、区民まつりでのブース出展などイベント参加が盛んで、地域貢献活動のために積極的に協力し合う関係が築かれている。
また、戸塚区会を始めとした建設業界全体では、「働き方改革にあわせた実情の把握と情報共有が課題」と指摘。主には労働時間の見直しが世間で叫ばれているものの、建設業界では休日取得や給与の関係から難しいことも多いのが現状だという。
武田会長は、現場の声を聞き、実態と課題解決に向けた意見伝達に意識して取り組む方針という。「労働環境が改善していけば、若い世代に建設業を魅力的に感じてもらえることにもつながる」と未来の担い手作りにも注力する。
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