富岡中青山さん 走高跳びで全国二冠へ 自分のペース貫く
富岡中学校陸上部の青山夏実さん(3年)が、10月26日(金)から日産スタジアム(港北区)で行われるジュニアオリンピック陸上競技大会の走高跳びに出場する。
青山さんは8月に行われた全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)で、1m63cmの記録を出し優勝。全国大会二冠がかかる今大会は、自己ベストの1m68cmを突破することが目標だ。「中学最後の大会。自分の身長の1m69cmは超えて、絶対1位をとりたい」と意気込みをみせる。
今年の県大会、関東大会で優勝。「その時もらったメダルより、全国で勝ち取ったメダルが一番重く感じた。全国は違うと思った」と振り返る。高いレベルに刺激をうけたという。「(他の選手の)飛び方が綺麗だな、真似したいなと思う。でも見るだけ。結局自分は自分」と話す。山口芳典顧問(53)も「自分の感覚を大切にする選手」と評するように、周りに流されない自分のスタイルを貫いてきた。
昨年の後半は記録が伸び悩み、落ち込んだ時期もあった。それでも「努力すれば結果は残ると信じて必死に練習した」と青山さん。課題の助走スピードと空中動作に力を入れて、走り込みやフォームを繰り返しビデオに撮って研究を重ねた。今も努力は怠らない。「目標を達成できた時が一番嬉しい。その瞬間を楽しむためなら練習も頑張れる」と笑う。何より楽しいという走高跳びで、二冠を狙う。
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