アニサキス食中毒に注意 加熱調理が予防に有効
寄生虫・アニサキスによる食中毒に注意が必要だ。昨年、横浜市内で発生した食中毒(20件)で、最も多い8件の原因がこのアニサキス。
主に魚の内臓表面に寄生する2〜3cmほどのひも状の寄生虫で色は半透明。通常は排泄されるが、胃に留まると差し込むような腹痛、場合によっては嘔吐などの症状を引き起こす。生のサバやイカなどには注意が必要だ。飲食店で食べた刺身が原因になった例もある。加熱調理が最も効果的な予防法だが、内臓の早期除去や隠し包丁で虫を傷つける方法もある。
金沢福祉保健センターは「活きの良い魚が市場に出回る時期に多く発生する。自分で釣った魚を調理して食中毒になるケースも多い」と注意を呼びかけている。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|